9兆3703億320万ポリゴン!ドイツのエネルギー供給会社『EnBW』のCMメイキング。登場するCGの動物も妥協なし。
ドイツのエネルギー供給会社『EnBW』のCMメイキングです。
とんでもないポリゴン数が使用されています。
こちらがメイキング映像
EnBW – Voll auf E (Making-Of)
CGの動物の制作にMaya、Arnold、ZBrush、Houdini、Mari、SubstancePainter等と様々なCGソフトが活用された事が分かります。
鳥の翼や羽の構造も分析しするといった徹底っぷり。
レンダリングされたポリゴン数は、なんと9兆3703億ポリゴン!
9兆超え!!ようレンダリング回ったな…。
スクリーンショット
鳥さんの表情集。
そしてコンセプトアート。この見た目に合わせて3DCGが制作されます。
羽根も部位ごとに分類。
同様に翼も構造を調査。
羽根はHoudiniを使って鳥さん1羽に付き200パターン制作されています。
それらの羽根を鳥さんにくっつけています。その数5000枚との事。
カラスさんのディティール。目の周辺は鳥肌まで制作する本気っぷり。
そのディティールは1000分の4mmとの事。
足もこの通りのディティール。
リスは毛がない状態からしっかり制作しています。毛はMayaのFurプラグイン『Yeti』が使用されています。
フクロウさんのLookDev。様々な方向から見たりライトの方向を変えたりし、質感に破綻が無いかチェックします。
レンダリングに使われたポリゴン数は9,370,303,204,387ポリゴン。
この数字は背景とキャラ込みなのかは不明。
日本国内ではここまでやるCMってあるのかな…。
CM本編はこちら
EnBW – Voll auf E (Cinema Version)
鳥の羽根のモフモフ感凄い…。
3兆5414億ポリゴンのCGも
今まで小生が知る限り、最大ポリゴン数はアメイジングスパイダーマンのサイ型のロボットの3兆5414億3500万のポリゴン。
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