修復する目玉焼き、喋る柴犬。VFXメイキング映像あり。HondaのCM『Honda Dream Run』
海外のHondaのCMです。
一見そんなにVFXが使われていないようなCMです。
しかし、メイキング映像を見ると、色んな所で使われていました。
まずはスクリーンショット
隣の女性の髪の毛がゆっくりとなびいています。
それを不思議そうに見る主人公の男性。
ふと自分の目玉焼きを見ると、切れていた状態から
徐々にくっついて元に戻ろうとしています。
警官っぽい人らに追いかけられる。
逃げる男性。すると持っていた本が一瞬にしてハンドルに。
どこからともなく、車体が徐々に出てきました。
助手席には喋る柴犬が！
CM本編はこちら
Honda Dream Run
面白いですねぇ。
どんな世界かと思えば、夢落ちだったとは。
どうやって撮影、制作されたのか気になるわけですが、
次にメイキング映像をご紹介。
CMのVFXメイキング映像がこちら
この1カットは2つの映像を合成しています。
髪の毛がなびく女性(上)と振り向く男性(下)を同じアングルで撮影し、
これらを合成しています。
女性の髪の毛は送風機やワイヤーで動いていたんですね。
くっつく目玉焼き。
針金を使って目玉焼きを徐々に割る。
その映像を逆再生して針金を消去したようです。
車が登場するシーン。
ハンドルと車体はさすがにCG。
最初に持っていた本は画面左上から釣竿のように引っ張って
瞬時に消した感じでしょうか。
車に乗った所。CGが無い状態だと椅子とハンドルがあるだけ。
後ろにアルパカが3匹もいたなんて！
喋る犬は口だけCG。
高架道路はCGだったのか…。
ホンダの歴史を振り返るCM『Hands』も面白い映像なので、
ご覧になっていない方はこちらもどうぞ。