【SIGGRAPH 2014】ホログラム風。球体の中にCGモデルが浮いているように見えるディスプレイ『Spheree』

2019年4月29日

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2014年8月28日、本日2度目の更新です。

SIGGRAPH 2014で発表された特殊なディスプレイ。
球体の中にCGモデルが浮いているように見えるようです。

『Spheree』について

アイテムの3Dデジタルモデルを表示すると、あなたが “本当の"オブジェクトの感覚を得ることができますが、それは確かにあなたがフラットスクリーン上の3次元モデルを見ている場合には役立ちません。Sphereeが作成された理由です。ブラジルとカナダの大学のグループとの間のコラボレーションの結果、それは、オブジェクトが彼らの前に物理的にであるかのように、ユーザーがさまざまな角度からモデルを見て、周りに歩くことができることを球形ディスプレイです。

それは最初にホログラムを組み込むように見えるかもしれませんが、Sphereeは実際にその半透明の球体の基部に位置する複数のミニプロジェクターを利用しています。ディスプレイの周りのユーザーが移動すると、赤外線カメラは彼らの位置を追跡する。モデルの適切なビューは、その後継続的に、ユーザの変速観点に適合するように変化する、球体の内部の適切な領域に投影される。

(Google翻訳)

視点が動くとそれに合わせて映像のアングルも変わるという、水晶の中でホログラムを見ているようなディスプレイ。
仕組みとしては球体の下から映像が投影されているようです。
見る人の頭に付けたセンサーにより、視点が動くとそれに合わせて映像の投影も
変化している様子が分かるかと思います。

まだこのディスプレイで3D作業をするには課題が多そうですが、
将来的にはどうなるのやら。

ちなみに、過去にWiiで似たようなシステムを構築した方がいらっしゃいます。
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