【使い方解説】マインクラフト風の無料CGソフト『MagicaVoxel』。レンダリング機能搭載。
『MagicaVoxel』という無料CGソフトがリリースされました。
マインクラフト風の無料CGソフトで、初心者でも扱う事が出来ます。
使い方も簡単に解説しておきました。
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MagicaVoxelの作例
こういう風にマインクラフト風の背景を作る事が出来ます。
発光するオブジェクトも扱えるので、夜の街並みもこの通り。
透明度や反射を扱う事が出来ます。
MagicaVoxelの使い方
MagicaVoxelの画面の説明
MagicaVoxelを起動したところです。
- パレット
色をストックするパネル。この色に対して光沢や透明度も設定できる為、『マテリアル一覧』と言った方がイメージしやすいかと思います。 - ブラシ
形状にマウスドラッグで『凸む(Attach)』のか『凹ます(Erase)』のか『色を塗る(Paint)』を切り替えるボタン等が並んでいます - ブラシ
3Dモデルが表示される作業画面です。3DCGソフトでは一般的にビューポートとも言います。 - エディット
形状全体を回転させたり、反転コピーするボタンが並んでいます。 - プロジェクト
サンプルシーンデータが並んでおり、ダブルクリックで開くことが出来ます。
MagicaVoxelの操作説明
操作は主にマウス操作で行うことが出来ます。
- 左ボタンドラッグ
形状に対し、凹凸を加えたり、着色を行います。 - 右ボタンドラッグ
形状を回転させます - 中ボタンドラッグ
形状を移動させます
実際に操作してみよう
形状を調整する
プロジェクトパネルからサンプルのシーンデータを開きます。今回はmonu10を開きました。
画面左のブラシをEraseにした状態で、壁の適当な場所に左ボタンをドラッグしてみましょう。すると壁に1段穴が開きます。
Attachにした状態だと、壁が1段膨らみます。
質感を設定・確認する
画面左上のRenderモードに切り替えてみましょう。
すると、影も表示され、ちょっと見た目がリッチになります。
パレットから壁の色を構成する薄茶色を選択します。
画面右の『Matter』に注目。
Diffuse、Metal、Glass、Emissionのボタンがあります。
『Matter』からALLボタン → Glassを選択してGlassのパラメーターを上げげてみましょう。
すると、建物が徐々に透明になります。
Roughというパラメーターを挙げると、透明部分がボケ、氷のような質感になります。
他のボタンについては下記の通りです。
- Diffuse
ざっくり説明すると、パレットの色です。調整は出来ないようです。 - Metal
金属っぽさを調整します。Metalパラメーターを上げると金属っぽくなります。 - Glass
先ほど調整したように、透明度を扱うパラメーターです。 - Emission
発光を扱うパラメーターです。
光を調整する
現在は曇り空ですが、スカッとした晴天にしてみましょう。
画面左のLight項目にある、Atmoモードに切り替えると、太陽光がシミュレートされ晴天になります。
他の光のパラメーターについては下記の通りです。
- Angle
太陽光の角度 - Area
影のボケ具合 - Intensity
太陽光の強さ - Rayleigh
空気中の光の分散具合を調整します。0だと月面のように空が真っ暗に。数値を挙げると黄ばんだ空になります。 - Mie
地平線の空の明るさを調整します。 - Ozone
オゾン層の調整を行います。
MagicaVoxelについてまとめ
一般的なCGソフトだとモデリングにはポリゴンの割り方、UVの配置方法等、知識が必要です。
しかし、このMagicaVoxelは形状に凹凸を加えるだけで、質感設定も簡単です。
CGの知識が無くても先ほど説明したような機能だけでCGのモデルを作る事が出来ます。
インストールしなくても起動でき、動作も高速。なんといっても無料なので、興味があれば試してみてください。
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コメント一覧
「マインクラフト風」という紹介に疑問を感じる。