Mental Ray対応!Maya用群集キャラクター制御プラグイン『Golaem Crowd 1.4』を発表

2019年6月3日


情報提供:Golaem社 Alexandre PILLON様

Golaem社はMaya用群集キャラクター制御プラグイン
『Golaem Crowd 1.4』を発表しました。

このバージョンでMental Rayに対応されたとの事です。

Golaem社の方からプレス資料を頂きましたので、
その内容を紹介させて頂きます。

『Golaem Crowd』はZoic Studiosにも導入実績があり、
同社のパイプラインスーパーバイザーMike Romey氏によると、
生産性を向上させ顧客のコストを映像品質の期待に応える事が出来たそうです。

Mental Rayに対応

対応レンダラーはRenderMan、V-Ray等の上に
MentalRayと高速プロシージャルレンダリングが出来るようになりました。
Mental Ray standaloneとMental Ray for Mayaをサポートします。

geometry instancing機能追加

geometry instancingは幾千というキャラクターを
信じられない程早くレンダリング出来るそうです。
この日産のCMでスタジアム内を満員にする為、geometry instancingが使用されました。

Nissan Juke - Built to thrill

VFXプロデューサーのChristophe Huchetによれば
『カットがいっぱいで短くてモーションブラが強かったので群集を作るソフトウェアは
シンプルで分かりやすいものにしなければならなかった。』
Guillaume Parra, VFXアーティストは
『 カットによって5千~1万2千キャラクターを必要とした。
レンダーリングはとても早く、使用方法もとても簡単で驚いた!
次のGolaem Crowdを使うのを楽しみにしている!』とつけ加えたとの事。
<<観客合成前>>

<<観客合成後>>

キャラクター数の限界を超えられるように、
Mikros Image R&Dチームは12万体キャラクターで構成される
Golaem のロゴの形で集まるビデオを作りました。

Golaem Crowd Geometry Instancing Demo



Golaem CrowdはAutodesk Maya 2011, 2012
そして 2013(Windows&Linux)をサポートします。

Golaem Crowdについての詳細

Golaem Crowdのホームページ
日本のリセラー『株式会社クレッセント』のホームページ

以上がプレス資料の内容です。
群集プラグインは他にもありますが、対応レンダラーに制限があり、
RenderManや3delightでないとレンダリング出来ませんでした。
『Golaem Crowd 1.4』がMental Ray対応となり、
レンダラーの関係で群集を諦めていた方には朗報かもしれません。

Alexandre PILLON様情報ありがとうございました。

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