UnrealEngineでOctaneRenderでレンダリング可能に。Unity版は既にあるでよ
OctaneRenderを開発するOTOYがUnrealEngineでもOctaneRenderのレンダリング可能になる事を発表しました。
OTOYのFacebookページにもOctaneRender® 2019 for UnrealEngineの紹介記事が掲載されていた為、機械翻訳になりますが引用致します。
OctaneRender® 2019 for UnrealEngine 4について
そもそもOctaneRenderって?
OctaneRenderとはGPUを使ってレンダリングするレンダラーソフトの事です。
2018年3月に発表されたOctaneRender 4ではフリーのライセンスも用意され無料で利用する事が可能になりました。
OctaneRender® 2019 for UnrealEngine 4の特徴
OTOYとEpic、OctaneRender® 2019 for UnrealEngineを発表
SIGGRAPH 2018にて、OTOYとEpic Gamesが、OctaneRender 2019のUnrealEngine 4との統合のプレビューを発表。Unreal Engineで動くゲーム、映画、VFX、アーチへのAI加速GPUパストレースとライトフィールドベーキングを実現するように設計されています。
2019年前半のリリース予定で、20GPU、ネットワークレンダリング、20以上のDCC統合にアクセスできるOctaneRenderの20ドル/月ベースラインサブスクリプションの一部として含まれます。
OTOYは8月にプライベートベータを開始し、2018年4Qの終わりに向けてパブリックベータ版をリリースする予定です。
主な特徴
- Unreal Engineのシーンや素材をOctaneRenderへ素早く自動変換し、OctaneRender機能をOctane 2019.1と完全に統合します
- リアルタイムパストレースゲーム用のブリゲードエンジンシーングラフ(OctaneRender 4で導入)、Unreal Engineを搭載したインタラクティブコンテンツ
- AIライト、AIシーン、AIスペクトル、ボリュームデノイジング、アウトオブコアジオメトリ、UDIMサポート、ライトリンクなど、プロダクション対応の最終レンダリング
- Octane VectronとSpectron – 完全な手続き型ノードベースの体積幾何学と照明により、無限の詳細と細かい照明制御(Octane 2018で導入)
- OTOYのORBXシーンフォーマットを使用することで、現在のインテグレーションは、Cinema4D、Autodesk Maya、3DS Maxなど、業界をリードする20種類以上のDCCツールをサポートしており、アーティストが好みのオーサリングツールからシーンを簡単にドラッグアンドドロップし、完全に反応するライブビューポートのエンジンコンテンツ。
- OctaneRender 2019は、OTOYのクロスプラットフォームRNDRフレームワークで構築された、NVIDIA RTXレイトレーシング、Vulkan、DXR、CUDA、およびメタルiOS / Mac OSバックエンドの最初のルック最適化サポートです。AI Viewport:アップスケール、AIスタイルフィルタ、ライトフィールド、次世代ボリュームディスプレイやHMD用のホログラフィック出力を含む複合現実感メディア。
OTOYのEpic Gamesとのコラボレーションにより、OTOYのLightStage反射率フィールドフェイシャルスキャン技術を導入した、すべてのUnreal EngineデベロッパーにParagon資産をリリースするなど、ゲームキャラクターにとって新しいレベルのフォトリアルライズを実現しました。
OctaneRender 2019をUnreal Engineに統合することで、開発者はRNDR Blockchain Distributed GPUエコシステム上に構築されたOTOYのエンドツーエンドホログラフィック複合現実パイプラインのポータルとして機能するRNDR SDKにアクセスできます。
OctaneRender® 2019 for UnrealEngineのその他のスクリーンショット
アバターのような世界観の背景。個人的にはOctaneRenderじゃない方(右側)の方が好きかも…。
OctaneRenderの絵(左側)壁等に反射した光や色がちゃんと計算されている為か、よりリアルに見えています。
煙のレンダリングもこの通り。
OctaneRender® 2019 for UnrealEngineについて詳細はこちら
OctaneRender for Unity版は既にあるよ
OctaneRenderのUnity版は既にリリースされています。
ラインアップは3種類用意されており、
無料のOctaneRender Prime for Unity、
20ドル/月のOctaneRender Studio for Unity、
60ドル/月のOctaneRender Creator for Unity
があります。
Unity自体もライセンスによっては無料なわけで、OctaneRenderも無料で使えちゃう訳です。気になる方は試してみるべし。
OctaneRender for Unity版について
- : 松山周平, 松波直秀
- 価格 : ¥2,480
- 単行本:312 ページ
- 出版日 : 2017/09/15
- メーカー : ビー・エヌ・エヌ新社
- 商品ランキング : 103,904 位
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