Zbrushと3dsMaxと無料の人物CGモデル生成ソフトMakehuman等で制作された、描き込みと物量が物凄い静止画作品『Flamenco』。制作過程の分かる簡単なメイキング付き!

2019年4月29日

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Zbrush(ズィーブラシ)のコミュニティーサイト『ZBrush Central』にて、
描き込みと物量が物凄い静止画作品がアップされていました。
制作手順が分かる、簡単なメイキングも掲載されています。

Zbrush(ズィーブラシ)とは

Zbrushとはスカルプトソフトと言われる、粘土造形をするような感覚でモデリング出来るソフトです。
非常に細かいディティールまで作れる為、ハリウッド映画のCG制作等にも使用されています。
それほど活用されていながら、価格10万数千円(ボーンデジタル価格)と頑張れば手が届く為、
趣味レベルのユーザーにも購入されています。
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これでもかという描き込み。ドレスのシワの付き方もそれっぽいです。
ドレスの裏地も、ちゃんとスカルプトされています。

制作過程

制作過程も画像付きで簡単に解説されていました。

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01、Zbrushのマネキンを使用して、レイアウトを作成。
02、無料の人物CGモデル生成ソフトMakehumanを使用して人物作成。3dsMaxでキャラのポーズとカメラを決める。
03、02の画像の上から簡単に着色し、全体の雰囲気を決める。
04、ポーズとカメラを再修正。よりダイナミックなポーズになっていますね。
05、Zbrushでディティール作成。カメラとライトのテストも行っています。
06、05の画像の上からドレスのレイアウトを決める。
07、Zbrushでドレスとキャラクターの作成。3dsMaxで背景を作成してるっぽいです。
08、Zbrushで引き続き作りこみ。3dsMaxでライティング修正。
09、Zbrushで作りこみ。
10、Zbrushで更に作りこみ。髪の毛も作成。ライティング修正。
11、マテリアルとテクスチャー作成。レンダラーはV-Ray。
12、Photoshopで最終調整。

この作品の制作に焼く2ヵ月半費やしたそうです。
これだけの物量とクオリティーで2ヵ月半は早い気がします。



無料の人物CGモデル生成ソフト『Makehuman』について

制作には人物CGモデル生成ソフト『Makehuman』が使用されています。
『Makehuman』については、過去にCGトラッキングで掲載してあります。興味のある方は↓こちらもご覧下さい。
無料で作れる!スライダー調整で簡単に3DCGキャラクターを作成出来るソフト4本まとめ

Zbrushの次期バージョンについて

2014年8月9日~11日に開催される、ZbrushサミットでZbrushの次期バージョンの新機能が発表される予定です。
以前、Zbrush5で64bit対応すると発表してから3年経つわけですが、どんな機能が追加されるのやら。

情報元

ZBrush Central『Flamenco』

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