本気度が凄い!Kouji Tajima(田島光二)氏がハリウッド進出の夢を叶える為に、実践した学生時代の勉強法がぱない。
世界で活躍されている、コンセプトアーティストKouji Tajima(田島光二)氏。
その彼が学生時代にどんな考えで、どんな勉強方法をこなしてきたのか。
その一部を垣間見る事が出来るツイートが投稿されています。
田島氏の過去と最近のイラスト比較画像
こちらは田島光二氏がツイッターに上げた、過去と最近のイラスト比較画像。
その成長っぷりが凄いわけです。
昔と最近の絵の比較 pic.twitter.com/x5CrtzWZ4p
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 14
きっかけはこの質問ツイート
最近、ツイッターで田島氏に対し、
夢を叶える為にどんな学生時代を過ごしてきたのかという質問があったようです。
@Kouji_Tajima 突然すみません。質問させていただけないでしょうか。私は田島さんのように世界で活躍するアーティストになりたいと本気で思っています。私は現在高校二年生なのですが田島さんは高校時代には夢を叶えるためにどのような過ごし方をされていましたか?
— 京太 (@kyota07) 2014, 11月 21
そしてこちらが田島氏からの回答
その質問に詳しく回答されています。
という質問があったので、昔の絵との比較をきっかけに僕のことを知った人も多いだろうし、同じような事を疑問に思っている人も多いと思うので水ようかん食べながらまったりゆっくりつぶやいていこうと思います
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
僕は専門学校を卒業した1年後に現在の会社に採用され21歳の頃から俗に言うハリウッド映画というものに携わっています。でも別に小さい頃から世界で働きたいと思っていたわけではなく、ぼんやりと絵がかける仕事ができたらいいなと思っているくらいでした
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
小学校の頃も休み時間に友達と絵を描くくらいだったし、中学校はバスケしかしてなかったし。高校では軽音部に入ってずっとギターを弾いていました。将来のことなんて考えてなかったしあんま考えたくもなかった。
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
それでも進路を考えなきゃいけない時期になって。絵の仕事がしたいと思った。何より自分は絵以外何も取り柄がなかった。勉強も運動も得意じゃないし超絶的な営業スキルがあるわけでもなかったので絵を描くしかなかった。絵を描いてるときが一番楽しかった。
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
と言ってもそんな絵が上手いわけじゃなかった。学校でまぁまぁ上手いくらい。プロとはお世辞でもいえないレベルでした。やりたい事はあるけど実力が伴ってない。そんな現状に落ち込んでた時に出会ったのが3DCGです。
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
その3DCGに出会った経緯は色々あって話すと長くなるし今日は詳しく語らないけど、とにかく高校3年の春に「これだ!これをやりたい!」と言うものに出会えたんです。今回質問をくれた方はもうそれに出会えているわけですからもうスタート地点に立っているって事ですね
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
水ようかんうめぇ
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
で勉強をするために専門学校にいくわけです。と言っても高校生に数百万の学費が払えるわけもなく奨学金を利用しても全然足りないので両親に残りを出してもらいました。ここでもう父ちゃん母ちゃんに超大きな仮借りを作っています。大金払ってもらって学校行って就職できなかったなんて許されないのです
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
就職できなかったらまた別の学校に行くって手もあったし行かせないといってた両親もなんだかんだ行かせてくれたと思います。でも僕は迷惑をかけたくなかったので絶対就職してやろうと思ってたし、自分には絶対出来ると思っていました。もし出来なかったらとか一切考えなかったです。
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
出来なかったら考えなかったのは謎の自信があったのもそうですが、何より出来なかったら後がなかったからです。そういう崖っぷちの状態で2年の専門学校生活がスタートしました
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
ごめん前置き長すぎたな。笑 ようは高校から何かをやってたわけじゃなく専門から3DCGの勉強を始めたんだよーって事
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
専門学校生活が始まって何を目標に勉強を始めたか。まずハリウッド映画に携わりたいと言うゴールがありました。でその為にどうすれば良いかっていうと、凄い簡単な考え方で「ハリウッドより凄い作品を作れば良い」そうすれば就職は確実に出来る。そう思いました。その日からライバルはハリウッドです。
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
もちろんその目標が簡単な物ではないのは分かっていました。が目標を単純化することで真っ直ぐ進める気がしたんです。目標を決めた後はとにかく色んなアーティストの作品を見て真似ました。何回も何回も。いつかこいつを越して凄いアーティストになってやると常に思っていました
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
もっと上手くならなきゃと思ってたので教科書も買った日から肌身離さず持ち歩き、授業が始まる前には読破してました。内容は理解できないけどとにかく楽しかった。授業に関しては学校なんであたり前ですが初心者向けの丁寧な内容です。最初の頃はそれで良かったんですが次第に物足りなくなってきます。
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
予習復習は必ずしてました。朝通学のときに教科書を読んで、授業のあとは学校の作業室に残って「もう学校閉めますよ」って追い出されるまで勉強してました。先生も残ってくれてるんで色々質問したりしながらこっそりまだ授業でやってない事を教えてもらったり。帰ってからもずっと教科書を眺めてました
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
学校の課題も自分が納得いくまで何回も作り直したりしました。他の人の提出物を見て落ち込んだりしながらもコノヤロー!と思ってまた頑張ったり。課題提出が終わると達成感からかどっと居残り組が減るんですけど、そんな時こそ僕は周りと差をつけるチャンスだと思って必ず最後まで残ってました
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
一つ課題が出るごとに必ず3つ以上は作っていました。それが出来るまでに何十個も失敗作を作った事も覚えています。途中上手くいかなくて辛くて、何で出来ないんだろうって落ち込んだ事は数え切れないほどあります。高校までの僕だったらそこで諦めてましたが諦めたら後が無いので必死で作り続けました
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
入学して少し経ってから自宅にパソコンとソフトも買いました。何故なら休日CGをやってないとうずうずして我慢できなかったからです。それからは休日も朝から深夜まで風呂と飯の時間以外はずっとCGをやっていました。
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
その時期は友達とも全然遊ばなかったですし、飲み会も年で2回いったか行ってないかです。アニメも漫画も映画もゲームも全て禁止していました。嫌いなわけじゃないです。むしろ大好きです。でもわずか2年という短い期間で本気でプロのレベルになろうと思ったらそんな事してる暇あるわけないのです
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
作品が出来たら必ず人に見せてました。ネットで凄いアーティストを見つけては片っ端から「作品見てください!」って送りつけてました。学校に講演しにくる先輩にも絶対話しかけに行ってました。他校でも講演があれば駆けつけてました。そういう所で応援してくれる先輩に出会えたのはとても幸運でした
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
人に作品を見せて超絶な駄目出しを食らうこともありました「こんなんじゃ駄目だね」「これで就職するの?」泣くほど落ち込む事もありました。出来ない理由を探す事は簡単です。大人になると言い訳が上手になりますから。学校の教え方が悪い、あの人の見る目が無いとか。自然と逃げ道を探してしまう
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
そういう時僕は必ず 『自分の作品が認められないのは努力が足りないからだ』 と思うようにしています。良い作品は必ず認められると信じてるから。でも僕のように精神がガサツじゃない人もいるので万人にオススメ出来る訳じゃないですが僕はそうやって自分の逃げ道を出来る限り排除していきました。
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
そうやっているうちに段々と僕の存在に気づいてくれる人が増えてきたと言うのが僕の18歳から20歳の2年間です。もうみんな眠いと思うのでその後のフリー時代ことはまたいつかお話します。今やりたいことがある学生たち!頑張れ!俺も頑張る!寝る!
— Kouji Tajima 田島光二 (@Kouji_Tajima) 2014, 11月 21
今、専門学生の方もこれ位の意識で頑張って下さいぃ!
小生が学生時代に考えていた事と全然違う…。専門学生時代に戻れたら自分をぶん殴りたいわ…。
田島光二作品集 & ZBrushテクニック (KOUJI TAJIMA ARTWORKS & ZBrush Technique) 田島光二 グラフィック社 |
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