ゼロから3DCGソフト『ZBrush』と『3dsMax』で作る、進撃の巨人の主人公『エレン・イェーガー』。全工程のメイキング動画約3時間半！実際にUE4上で動いている動画もあり
3DCGソフト『ZBrush』と『3dsMax』でゼロから作る、進撃の巨人の主人公『エレン・イェーガー』。
約3時間半の全工程のメイキング動画です。尚、一瞬だけ3D-Coatも登場します。
また、実際にゲームエンジン『Unreal Engine4』上で実際に動いている動画もあります。
Zbrushとは
Zbrushとはスカルプトソフトと言われる、粘土造形をするような感覚でモデリング出来るソフト。
非常に細かいディティールまで作れる為、ハリウッド映画のCG制作等にも使用されています。
それほど活用されていながら、価格10万数千円(ボーンデジタル価格)と頑張れば手が届く為、
趣味レベルのユーザーにも購入されています。
Eren Jaeger – Real Time Turntable
まず、こちらが完成したCGのエレン・イェーガー。
『Marmoset Toolbag 2』というソフトでリアルタイム表示されている映像です。
Comicon 2014 | Eren | 01 | Body
球体から頭を作成し、裸の身体を作るまで。
Comicon 2014 | Eren | 02 | Cloth
衣装の作成。
Comicon 2014 | Eren | 03 | Gears
立体起動装置の作成。
Comicon 2014 | Eren | 04 | Polish & Swords
服のシワとブレードの作成。
Comicon 2014 | Eren | 05 | Hairs
髪の毛の作成。
UE4 – Eren Game WIP 01
ゲームエンジン『Unreal Engine4』でこの『エレン・イェーガー』を実際に動かしている動画です。
ざっくり解説(動画見た感じの予想です)
何もない状態から球体が出てきます。この球体をZbrushでコネコネして頭部を作っていきます。
『エレン・イェーガー』の特徴でもある、目力のある大きな瞳も再現されています。
着色。
ZSphereというツールで身体の骨組みを作成しているところです。
ZSphereをDynameshという機能でポリゴンの塊に変換し、身体の形状を整えています。
手はこの後、別シーンで作成されています。
手の作成。手の腱、関節の位置の調整、手のひらの肉感の追加が施されています。
手と身体を合体。この時点では頭部と身体は離れています。
3dsMaxで頭部と身体を合体させています。
衣装は裸の身体からズボン部分の形状を複製し、シワを追加し制作しています。
上半身も同様。
ジャケットが着せられました。ここの工程までZBrushと3dsMaxを何度も行き来し調整されています。
ブーツの作成。くるぶし辺りのシワがブーツっぽい。
立体起動装置はZBrushであたりを作成
↓
3dsMaxで綺麗に作り直す
↓
ZBrushに戻しディティールを追加。
という工程制作されているように思います。
ブレード部分についても同様。
髪の毛の制作。これもあたりとなる形状をZBrushで制作。
板ポリ化された髪の毛を配置。この時点だとボリュームがあるように見えますが、
後ほどボリューム感は調整されています。
『Marmoset Toolbag 2』で質感作業している所かと思います。
勉強になりますねぇ！ありがたや。
 | BRAVE-ACT 1/8 進撃の巨人 エレン・イェーガー 千値練 2014-09-30 |