taketyuのZbrushで作るおじいちゃん第一作目。名前はブルックス。

2019年6月3日

頑固者で、コーヒーはブラック派。
2人の息子と2人の娘がおり、似た者同士の長男と反りが合ってない。
そんな設定のおじいちゃんです。
小生、モデリングをしたり、テクスチャを書いたりする時に、
その人物や物のもつ背景を考えながら作るのが好きなものでして…

暫くHDDに眠っていましたが、エイプリルフールネタばらし(遅)としてアップします。

今年のエイプリルフールにこっそりと、トップ画像を差し替えてみました。

休日だった事もあり、気づいてくれた方は多くはありませんでしたが、
『老けた!』『吹いた!』という反応を頂きました。ありがとうございます。

実はこのおじいちゃんのモデルを合成した物です。

経緯

作り始めた当時はこのムービーを真似ようと思いスタートしました。


当初は色を塗る予定も無く、ある程度作り込んだら終了する予定でしたが、
途中で色を塗ってみようとしたり、Mayaでのレンダリングを試みたりと紆余曲折しました。
しかし、いつまでもこのモデルばかりいじっている訳にもいかないので、
Zbrushでのレンダリングで一区切りとする事にしました。

レンダー画像

Zbrushでの一発レンダーです。特にコンポジット等はしていません。

ライトも1灯のみです。2灯以上使った時に影が
ゴチャゴチャ(Zbrushユーザーなら分かるハズ…)に出てしまい、
その対処方法も分からなかったので…。

メッシュです。作った当時はDynaMeshが搭載されていなかったので、
PolySphereからDivideしつつスカルプトしていき、後にTopogunでリトポしました。
リトポもアニメーションを考慮してやったつもりでしたが、
今見ると眉間や目元のメッシュの数、流れがよろしくないです。

Mayaでのレンダリングを試みたのでUVも切ってあります。
UVはUVLayoutを使って切りました。
実際のテクスチャーサイズは4Kで作っています。

感想

まず、作品に取り掛かる前に、どの段階まで作るのか決めるべきでした。
スカルプトまでなのか、色も付けるのか、レンダリングはZbrushなのかMayaなのか。
これを決めなかった為、ズルズルと制作期間が伸びてしまいました。

また、実写のリファレンスも用意しておくべきでした。
作り始めた当初は上記のムービーしか用意していなかった為、
後々になって色々作り込もうとした時に
骨格等が狂って残念な造形になってしまいました。

反省点は多いですが、勉強になる点が多い作品でした。

次回はこの点を気をつけつつ作りたいと思います。
いつ出来るのかは自分でも分かりませんが…。

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