『架空のアイドル自動生成AI』を開発。実在しそうな架空アイドルの写真がどんどん生成されてます。
AIが架空のアイドルを自動生成するという時代がやってきました。
見たことあるようでないような顔のアイドルがどんどん生成されています。
株式会社データグリッドは、ディープラーニングを応用したGAN(敵対的生成ネットワーク)という技術により、高解像度(1024×1024)のアイドル顔画像を安定して生成することに成功。その様子の動画が公開されています。
【データグリッド】アイドル自動生成AI
この顔も見たことあるような気がしますが、これもAIが生成したアイドル。
某有名アイドルの宣材写真のような出来栄え。
こんなにアイドル生成されてるわけです。
おっさんの小生には、ほぼほぼ同じ顔にしか見えなくなってきました…。
GAN(敵対的生成ネットワーク)とは
GANについて、ざっと調べてみました。間違ってるかもしれませんが…。
GAN(敵対的生成ネットワーク)とはGenerative Adversarial Networkの略。今までのディープラーニングは、膨大なサンプルを元に学習していく技術。例えば犬を認識させる為に、膨大な数や種類の犬の写真を読み込ませ、認識精度を上げていく必要がありました。
しかし、GAN(敵対的生成ネットワーク)は自ら生成した画像が本物に近いかを判断し、徐々に学習をしていきます。これにより少量のサンプルで実物に近い画像が生成出来るようです。
画像を生成する役と本物に近いか判断する役が敵対する為、『敵対的生成ネットワーク』と言われるようです。
架空アイドル生成技術の今後
株式会社データグリッドは、AIによる生成技術を他分野に応用し、価値あるコンテンツを生成するクリエイティブAIの研究開発を継続していくそうです。
画像生成のみならず、音楽生成やテキスト生成にも視野を入れているとの事。
AIでユーザー好みのアイドルを生成して、音声が入った音楽CDを作って、同梱されたチケット分VRでアイドルと会話出来るというビジネスが見えた予感。
2次元美少女キャラもAIで生成
また、データグリッドは実写系アイドルだけでなく、AIによる2次元美少女キャラの生成にも成功。
生成された2次元美少女キャラは、絵のタッチや作風も様々。
AIで生成されちゃうと我々デザイナー仕事が…と思ってしまいがちですが、AIに負けないように頑張りましょう!
とはいえ、この技術…。今は2Dの画像ですが、そのうち、3Dモデルでも出来てしまいそうな気がしますよね。