【3DCG】 オートデスク、Autodesk Maya 2008 を発表
オートデスク、Autodesk Maya 2008 を発表 [Autodesk]
Autodesk Maya 2008は2007年9月に出荷を開始する予定との事。
【Maya 2008 新機能ハイライト】
~ポリゴンモデリングの効率性を向上~
Maya 2008では、能率的なスムースメッシュワークフロー、新しいエッジのスライド機能、ブーリアン、ブリッジ、べベルなどの機能によって、極めて緻密なキャラクタや環境を形成するポリゴンの作成、編集、配置を可能にします。
~全体的な性能向上により効率性をアップ~
Maya 2008において、オートデスクでは、マルチスレッド、アルゴリズムの高速化などを通じて、ソフトウェアツールを最適化し、性能向上を図っています。例えばポリゴン削減機能は、22kのポリゴンメッシュでは30倍、ポリゴンスムースでは4倍の速さで処理されます。
Maya nClothのキャッシュパフォーマンスが、10kの頂点のキャッシュでは、10倍速くなりました。
20kメッシュを2000回インスタンスする場合、mental rayトランスレーションが20倍速くなりました。
~高品質のゲーム作成を可能にするツール~
Maya 2008は、Nintendo® Wii、Microsoft® Xbox® 360、および Sony® PS3 のゲーム コンソール向けコンテンツを作成、表示する最適なツールを備えています。Mayaビューポート内でのDirectX HLSLシェーダ対応、新しいハードウェアシェーダAPI、高精度レンダービューの強化、mental rayのテクスチャベイク処理の高速化など、多様に進化しています。
~キャラクタ設定およびアニメーション~
Mayaのカスタマイズ可能な高性能アニメーションシステムを基盤としたMaya 2008は、新しい堅牢性の高いスキン編集機能など、スキニング及びリギングツールが強化されています。アニメーターやテクニカルディレクタは、効率的にアイデアを追及、繰り返し作業を管理して、よりよい結果を短時間で作り出すことができます。
Autodeskは3ds Max 2008も発表しています。
あと、Autodeskはブラシベース3Dモデリングソフトウェア Mudboxを買収したようです。