書籍『Processingではじめる自然現象のシミュレーション』。ボーンデジタルより発売予定
情報元:N様
2014年9月24日、本日2度目の更新です。
ボーンデジタルより、『Processing』に関する書籍がリリースされます。
『Processing』とは画像処理、アニメーション等のビジュアル・インタラクティブ表現に適した開発環境の事。
簡単にプログラムでグラフィックを表現出来るツールとされているようです。
『iTunes』の音楽に合わせて絵が変化する、一部のヴィジュアライザにも採用されています。
本書は、物理や数学の法則の知識を取り入れ、Processingでプログラムするという内容のようです。
書籍『Processingではじめる自然現象のシミュレーション』について
Amazonより引用。
本書の特徴
ダニエル・シフマン著、Processing(プロセシング)の定番教科書
物理や数学の法則・公式といった自然界のルールを再確認し、動くオブジェクトや複雑なシステムをProcessingで記述していきます。プログラミングで<何か>を行いたいときに<どのように>考え、表現していけばよいかが、最小限の労力で分かるようになります。
本書は、Webで公開され、書籍としてもベストセラーになっている『The Nature of Code: Simulating NaturalSystems withProcessing』の日本語版です。同サイト(英語)を題材にした各種勉強会は日本各地で行われ、Processingの学習を始めるには最適な内容です。
サンプルコードと画像がふんだんに掲載されているうえに、実行結果をWebサイト(英語)で確認する、コード全体をダウンロードする、著者が本書の内容を楽しく解説した動画(英語)を見るなど、Processingを使って自然現象をシミュレートする方法をいくつもの方法で習得することができます。
Processing(プロセシング)は、ケーシー・リース(Casey Reas)とベンジャミン・フライ(BenjaminFry)によってMITメディアラボで開発されたオープンソースのプログラミング言語であり、統合開発環境です。簡易性、描画機能、インタラクションといった特長があり、メディアアートをはじめ、教育、映像、Web等で用いられます。ビジュアルフィードバックが即座に得られることからプログラミングの学習に適しているほか、プロトタイプ構築に、スケッチブックとしてなど、いろいろな使い方が広がりつつあります。
Processingなら、ほんの数行のコードを入力するだけで画面上に図形を表示し、マウスなどで操作することができます。構文は他のプログラミング言語とほぼ変わりなく、親しみやすいオブジェクト指向言語として、応用の利くプログラミングスキルを身に付けることができます。
日本語制作にあたっては、インタラクティブメディアの研究者であり、シフマン氏の研究仲間でもある尼岡利崇氏の監修のもと、シフマン氏のフレンドリーなスタイルをできるだけ崩さずに日本語化しています。
目次
謝辞
序文
はじめにChapter 1 ベクトル
Chapter 2 力
Chapter 3 振動
Chapter 4 粒子系
Chapter 5 物理ライブラリ
Chapter 6 自律エージェント
Chapter 7 セル・オートマトン
Chapter 8 フラクタル
Chapter 9 遺伝と進化
Chapter 10 ニューラルネットワーク著者について
ダニエル・シフマン(Daniel Shiffman)は、NYU Tisch School of the Arts
Interactive Telecommunications Program(ITP)のAssistant Arts
Professor(准教授)です。
Yale UniversityでArts in Mathematics and Philosophyの学士を、ITPで修士を
取得。Processingのチュートリアル、サンプル、およびライブラリ(Open
Kinect for Processing、Box2D for Processingなど)を数多く作成。著書には
ほかに『Learning Processing: A Beginner’s Guide to Programming Images,
Animation, and Interaction (2008)』があります。ボルチモア出身。
本書の中身
N様、情報ありがとうございました。
Nature of Code -Processingではじめる自然現象のシミュレーション- ダニエル・シフマン,Daniel Shiffman,尼岡 利崇,鈴木 由美,株式会社Bスプラウト ボーンデジタル |