LUCASFILMとILMが、CG用のMaterialXライブラリーのオープンソースリリースを発表

2021年8月25日

ちょっと専門的な内容です。
LUCASFILMとILMが、CG用のMaterialXライブラリーのオープンソースリリースを発表しました。
ILMが発表したプレスリリースにMaterialXについて記載されていたので、機械翻訳にかけてみました。

MaterialXについて

MaterialXについて、ILMのプレスリリースを機械翻訳にかけてみました。

LUCASFILMとINDUSTRIAL LIGHT&MAGICは本日、コンピュータグラフィックス用のMaterialXライブラリのオープンソースリリースを発表しました。

LucasfilmとIndustrial Light&Magic(ILM)は、コンピュータグラフィックス用のMaterialXライブラリのオープンソースリリースを発表しました。MaterialXは豊かな素材やアプリケーションとレンダラの間ルック開発コンテンツの転送を容易にするために、ルーカスフィルム社の高度な開発グループとILMのエンジニアが開発したオープン規格です。

Autodesk、Foundryなどの業界をリードする企業は、MaterialXのサポートを表明
しています。

オートデスクのMedia and EntertainmentディレクターのChris Vienneauは次のように述べています。
『オートデスクはMaterialXプロジェクトの貢献者として非常に喜んでおり、デジタルコンテンツ作成ツールにMaterialXワークフローのネイティブサポートを追加することを楽しみにしています。他のオープンフォーマットと同様、MaterialXはコラボレーションを改善し、生産パイプラインをより効率的にするため、Lucasfilmがオープンソースソフトウェアを通じてコミュニティと技術を共有することに感謝しています。』

『Foundryは、MaterialXプロジェクトがこの最新のマイルストーンに到達することを喜んで喜んでいます』とシニアプロダクトマネージャーのJordan Thistlewood氏は述べています。『独自のアプリケーション間でルック開発情報の転送をスムーズに行うことは可能です。オープンソースプロジェクトの広範な原則とマルチベンダーのデータ交換は、業界全体にとって重要です。したがって、今後のリリースのアプリケーションでは、MaterialXパワードワークフローの導入を楽しみにしています。』

2012年にLucasfilmで始まったMaterialXは、Star Wars:The Force AwakensやRogue One:スターウォーズストーリーなどの長編映画や、Tatoo On Trialsなどのリアルタイム体験にILMが使用しています。
MaterialXチームは、2017年7月31日月曜日、9:30-11:00am、カリフォルニア州のロサンゼルス・コンベンションセンターのACM SIGGRAPHカンファレンスで、『BIRDS OF A FEATHER』会議を開催します。

コンピュータグラフィックス制作スタジオのワークフローでは、プロダクションパイプラインのさまざまな部分に複数のソフトウェアツールが必要であり、共同作業とアウトソース作業では、異なるソフトウェアパッケージやレンダリングシステムを使用する可能性がある他の部門やスタジオに完全に見えるモデルを渡す必要があります。
現場の階層やツール間の幾何学的データを交換するための高品質ソリューション(USD、Alembicなど)はありますが、豊かな素材コンテンツを交換するための効果的なソリューションはありません。
MaterialXは、シェーディングネットワーク、パターン、テクスチャリングなど、1つのアプリケーションまたはレンダリングプラットフォームからコンピュータグラフィックスモデルの完全な外観を別のプラットフォームに転送するために必要なデータ値と関係を表すための、複雑なネストされたマテリアルと幾何学的な割り当て。

MaterialXは、マテリアルネットワーク、シェーダパラメータ、テクスチャとマテリアルの割り当て、および色空間の関連付けを正確なアプリケーションに依存しないカスタマイズ可能な方法で記述するためのスキーマを提供します。

Lucasfilmは長年にわたり主要プロジェクトを開発してリリースしているオープンソースプロジェクトの見知らぬ人物ではありません。同社は、開発に重要な役割を果たしてきたAlembicをソニーワークスと共同開発し、2012年にリリースされ、そしてOpenEXRの 2000年の両方でILMによって開発された、業界標準となり、オープンソースコミュニティによって開発され続けてきました。
MaterialXは、変更されたApacheライセンスのもとでリリースされたオープンソースプロジェクトです。詳細については、MaterialXのウェブサイトwww.materialx.orgをご覧になり、最新のニュースについてはTwitter @ MaterialXCGのMaterialXに従ってください。

ざっくり読んでみると…MaterialXとは

ニュースリリースを読んでみると、MaterialXとはCGソフトに影響されない
オープンソースのMaterialフォーマットという事でしょうか。
しかも、長編映画だけでなく、リアルタイムのようなCGにも使える的な。
間違っているかもしれませんが…。

毛、肌といった、特殊なオブジェクトでも使えるのか、
そして、レンダリングは重くないのか等は気になる所。

少なくとも、mentalrayにあった、mia_materialXとは関係無さそう。

確かに、異なる3dsMaxからMaya等、異なる3DCGソフトからモデルデータをコンバートした際、
マテリアルもそのCGソフトで扱える形式に変換する必要があります。
しかも、CGソフトによって、マテリアルのパラメーターが異なる為、
いい加減にやると、見た目も異なってしまうという…。

この編の煩わしさが無くなるといいですねぇ。

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