本気で作られた、リアルタイムで動く究極のCGデジタルヒューマン。デジタルドメインが研究。
海外の大手CGプロダクション『Digital Domain』がUnrealEngineやAI等を活用し、リアルタイムで動く究極のデジタルヒューマンを開発されているとの事。
Digital Domainのデジタルヒューマングループは、人工知能、ディープラーニング、Unreal Engineを駆使し、バーチャル上で動くリアルタイムデジタルヒューマンの開発達成を目指しているようです。
過去10年間、デジタルヒューマングループは、現実的なデジタル人間を生成するための新技術の開発に専念してきたとの事。
UnrealEngineを使ったその開発映像が公開されています。
デジタルドメインが開発するデジタルヒューマン映像
Crafting the Ultimate Digital Human for Virtual Production | Unreal Engine
なぜデジタルヒューマンを開発するのか
デジタル ヒューマン グループのディレクター、Darren Hendler 氏は次のように述べています。「バーチャル プロダクションは、大きな期待を寄せている分野の 1 つです。まだ現場ではその一部を取り入れ始めたばかりで、リアルタイムではない形で、演じているキャラクターがどのように見えることになるか、俳優に例を示しています。演技の結果がどのように見えるか、どのように変換されるかを実際に見ることができるので、俳優にとっては非常に役立つツールになっています」
「これがリアルタイムになり、俳優や演出家など、現場にいる誰もが利用できるようになったらどうなるでしょうか?」
「それは現実になろうとしています。この新しいテクノロジーによってまもなく何が可能になるか理解することが、誰にとっても重要です」
AIの活用場所
この表情の制御にAIやディープラーニングの技術が使用されているそうです。
従来のリグを使った表情の制御ではリグの制約の中で作業をする必要がありました。
しかし、AI、ディープラーニングの活用し、顔を映した高解像度のカメラ映像をキャプチャーする事でそのパフォーマンスやプロセスの強化を行う事が出来たとの事。
かなりリアルですが、これがリアルタイムで動いとるわけですね…。
ゲームの通行人Aレベルでもこんなクオリティーになる時代が来たらビビるやろな…。
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究極のデジタル ヒューマンの作成を目指す Digital Domain の取り組み
- 著者 : 涌井 良幸, 涌井 貞美
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- 出版日 : 2017/12/23
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