海外CG業界でご活躍されている、杉村 昌哉さんが語る『日本と海外の仕事の差』

2019年5月5日

情報提供:半さん

海外CGプロダクション『Framestore』でご活躍されている、
杉村 昌哉さんのブログ『sBlog』さんにて、日本と海外の仕事の差について
体験談を交えて紹介されています。

海外のVFX業界を目指す方はチェックすべし!

杉村 昌哉さんが語る『日本と海外の仕事の差』

sBlog: 日本と海外の仕事の差。

この1ヶ月は濃かったなー やはり新しい経験をした時は、振り返ると時間をとても長く感じる。
当たり前だけれど、同じ様な日々を過ごしてるとあっと言う間に時が経ってしまう。
こうやって常に新しい経験をして、人生を長く感じて生きていきたいものです。
(『sBlog』さんより引用)

なんちゅう素敵でポジティブなお言葉。恥ずかしながら、こういう発想した事無かった…。

文章の中で時々出てくる『Dailies』とは定期的に行われる進捗会議の事だと思います。
CGスーパーバイザー等、偉い人に作った物をチェックしてもらう会議です。
海外の進捗チェック頻度は毎日や週数回等日本よりかなり多い印象です。

『sBlog』さんの記事の最後にもありますが、日本のCGデザイナーは責任が多い気もします。
あえて具体例は出しませんが、それによりCG制作の実務に影響が出て、作業に集中出来ない!なんて事もあるわけで。
海外のCG業界はある分野だけを任される分業制です。
日本のCG業界は分業制の会社も増えてきてはいますが、未だ複数の分野を一人で行うゼネラリストが殆どなので、
責任がそれだけのしかかってるのかもしれません。

CG実験映像も

杉村 昌哉さんのブログの『R&D (Research and development:研究開発)』ページには
CGソフトHoudiniを使った面白い実験映像が掲載されています。
その実験映像はどれもMayaだと難しそうだなぁ・・・と思う物ばかり。

その他の映像はコチラからどうそ。

sBlog: R&D vimeo.

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鍋 潤太郎氏、溝口 稔和氏著の『ハリウッドVFX業界就職の手引き』

この書籍に海外CG業界への就職方法はもちろんの事、
海外CG業界の最新動向、日本と海外CG業界の違い等も詳しく掲載されています。

半さん、情報ありがとうございました。

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Posted by taketyu