お仕事早過ぎぃ!映画『スターウォーズ エピソード7』のトレーラーに触発されて制作した自主制作ムービー。クオリティーも映画級

2019年4月28日

先日公開された、映画『スターウォーズ エピソード7』のトレーラー。世界中が興奮したかと思います。
世界のCGアーティストの中には興奮を通り越して、
自分で『スターウォーズ エピソード7』のワンカット的なCGを作っちゃった方が現れました。

まず、『スターウォーズ エピソード7』本家のトレーラー

制作するのはトレーラーに登場するこの可愛らしいロボット。

そして触発されて作ったムービーとメイキングがこちら

本家のトレーラーが公開されてから2週間経ってないですが…。
仕事が早いですねぇ。

スクリーンショット

まずは自主制作されたムービーの完成形が収録されています。

そしてメイキングへ。本家のトレーラーから絵を1枚抜き出し、
それを参考に制作していきます。

モデリング。抜き出した1枚絵を下敷きにして制作していきます。
抜き出した1枚絵の黄色味が少し取れていますね。
ロボットの模様の色を出来るだけ正確に取れるよう、ホワイトバランス的なものを調整した感じでしょうか。
まぁ、完全な予想ですけど…。

モデリングが出来、UV展開へ。UVは1つのUVへ収めているようです。
形状もそれっぽくなっていますね。

Autodeskのスカルプトソフト『Mudbox』でテクスチャーを制作していきます。
このパートの手際良過ぎ!

オレンジやブルーの模様の他、汚しやスペキュラー等も描き終わった様子。

アニメーションするためのコントロールリグを設定している所でしょうか。

そしてアニメーション。
背景のマシンのパーツのようなモデルもいつの間に作ったんだい?っていう…。

ロボットのレンダリング。質感を確認している所でしょうか。

背景の準備ですね。実写の写真から人物や余分な岩等を消していきます。
簡単に消えてますねー。

空と地面の色味を調整。本家のトレーラーに近くなるよう色調整しています。

コンポジット。被写界深度によるボケやモーションブラーは
コンポジットで追加しているようです。

そしてムービーが完成。

これだけの物量を2週間弱で仕上げるとは…。世界は広いですねぇ。

動画のコメント欄に
『modeling / rigging / texturing / animation / lighting & rendering / compositing & film emulation 4 days to do it 』
ってあるけど、全部4日間で行ったんやろか…。

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