海外のCGプロダクション『Weta Digial』による、巨大竜『スマウグ』にスポットを当てた、映画『ホビット』のCGメイキング動画

2019年5月5日

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映画『アバター』や『ロード・オブ・ザ・リング』を手掛けた
海外のCGプロダクション『Weta Digial』による、映画『ホビット』のCGメイキング動画。

劇中に登場する巨大な竜『スマウグ』にスポットを当てたCGメイキングとなっています。

スマウグはこんな感じで劇中に登場します。
分かり難いですが、スマウグの右腕辺りにホビット族が立っています。
巨大さがなんとなく伝わるのではないでしょうか?
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Weta Digital Bringing Smaug to Life

こちらがメイキング動画です。

Weta Digital - Bringing Smaug to Life

ZBrushで作りたくなってしまう鱗感…。
あのクオリティーは無理ですけども…。

巨大竜『スマウグ』のターンテーブル。
ターンテーブルとはCGモデルをチェックする為、360度回転させたCG動画の事です。
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竜の表情のアニメーションは
人間のフェイシャルキャプチャーを使用して取り込んでいるようですね。
しかし、取り込んだアニメーションの大半は手付けアニメーションによって修正されたとの事。
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筋肉をシミュレーションする為に必要な竜の骨組み。
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そしてこれが筋肉シミュレーションの様子。
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巨大竜というだけあって、翼を広げた時のその大きさは
ジャンボジェット機2機分もあるようです。
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頭部のみのターンテーブル。
竜自体は動いてはいないですが、迫力があります。
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近くに寄っても問題ない描き込み具合。
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まるで模型です。
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気の遠くなるような鱗の数…。
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目のアップのクオリティーも半端無い…。
第三のまぶたでもある瞬膜のヌメっと感も凄い…。
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尚、メイキングにも収録されていますが、スマウグは無数の金貨のある場所で登場します。
スマウグがこの中を一度移動する際、数億枚ものCGの金貨の物理シミュレーションもされた為、
VFXチームに対しても手ごわい相手だったようです。

関連リンク

Benedict Cumberbatch Performs Mocap 'Smaug’ in Making-Of Video

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