『DeepFake』というAIで生成したトムクルーズの顔が、どうみてもトムクルーズ
今の時代、『DeepFake』というAIで、3DCGアーティストもビックリする程のCGを生成する事が出来てしまいます。
DeepFakeを使った例
DeepFakeというのがどういった結果をもたらすのか、この動画を見ると分かりやすいかと思います。
Bill Hader impersonates Arnold Schwarzenegger [DeepFake]
最初はコメディアン・俳優のビル・ヘイダー氏のインタビュー映像ですが…
徐々に顔がシュワルツェネッガーに変化していきます。
このような感じで、顔の色味やライティングも違和感なく生成される訳です。
この技術をトムクルーズのモノマネをする人に合成したら、完全にトムクルーズになるわけです。
DeepFakeで生成したトムクルーズの顔
We Made The Best Deepfake on The Internet
こちらが生成したトムクルーズの顔。ほんの少し違和感はありますが、生成されたと思えないくらいのクオリティー。
AIが生成したのは顔だけです。動画についてはトムクルーズのモノマネをする、『NOT TOM CRUISE』氏。
声もしぐさも似ている為、サングラス等を付ければ、ぱっと見トムクルーズ。
ただし、巣の顔はこんな感じ。全然トムクルーズに似てないですね…。
昨今、DeepFakeを使ったアイコラ的なトラブルもあるようですが、こういった使い方は面白いですね。
Deepfakeとは
AIを使ってある人物の顔を他の人物に違和感なく合成する技術の事。
以前、AIのDeepfakeを使って歴史的な映画作品の登場人物の顔に、ニコラス・ケイジの顔に入れ替えるというジワジワくる映像や、1989年に亡くなった画家のDaliを復活させる映像をご紹介しました。
もしよろしければこちらの、映像もご覧ください。