ドラマシリーズと思えないCGクオリティー。海外ドラマ『Crossbones』のメイキング映像

2019年4月28日

『Crossbones』という海外ドラマのCGメイキング映像がアップされていました。
映画か?と思ってしまうクオリティーです。

ILP Crossbones breakdown season 1

初見は映画?と思いましたが、調べてみると海外のTVシリーズだったようです。
『Crossbones』というタイトルで、1715年のバハマ諸島を舞台とする海賊ドラマ。
そこで使われるCGは映画並みのクオリティーです。

小生も帆船を3DCGで作る機会がありました。
それもあって、ここまでやるか…と思ってしまうメイキング映像でした。

余談ですが、ゲーム『アサシン クリード IV ブラック フラッグ』も1715年が舞台。
ドラマでも黒髭が登場します。プレイされた方は馴染みのある世界観かと思います。

スクリーンショット

この船の映像が…

3DCGな訳です。

この艦隊も3DCG。

荒れた海を進む船。その帆のシミュレーションの様子です。
3DCGソフトはMayaのようですが、どんな仕込みをしているのやら…。

アニメーションを確認する為の荒いプレビュー映像。

そのプレビュー映像を経て完成した映像が、この画像の右上にあります。
その他の画像は完成した映像を構成するCGの要素のようです。

帆が折りたたみをシミュレーションの様子。
この帆のシワの細かさや折り畳み具合を見ると、
『ギャー!』とか『ぬぉー!』とか言いたくなる位、処理が重いはず…。
その辺は帆や布をシミュレーションされた方には分かるかと思います。

3DCGの船が組みあがっていく様子。
船内もそれなりに作っています。よーく見ると、船員の寝床であるハンモックらしい形状もありました。

組みあがっていく様子は徐々に色が付き…。

完成映像へと繋がりました。こういう見せ方個人的に好きです。

船体が樽爆弾に触れた時の爆発の様子。
飛び散る水しぶきもこのボリューム。
TVシリーズだろうと本気を感じさせるクオリティー。

CGの船員。ローポリのキャラクターです。

CGの船員が甲板に配置され、アニメーションしています。

ローポリ感のあったCGの船員ですが、完成映像を見ると、それも分からない位見事に馴染んでいます。

もし、帆船のCGを作る機会があったら、このメイキング映像を参考映像の一つとして
ストックしておくのもいいかもしれません。

このメイキング映像もっと早く見ておきたかった…。

海外のTVシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』も映画級のCGクオリティーが出ています。

興味がある方はそちらもご覧下さい。

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