機能制限版だけど購買意欲がそそられる!テクスチャーペイントソフト『MARI』、3DCGソフト『MODO』の廉価版がリリース

2019年4月28日

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2014年12月15日、本日2度目の更新です。

ソフトウェアオンライン販売サイト『Steam』にて、テクスチャーペイントソフト『MARI』、3DCGソフト『MODO』の機能制限がついた廉価版がリリース。

それぞれの製品名は『MARI indie』、『MODO indie』となるようです。

テクスチャーペイントソフト『MARI indie』紹介ムービー

テクスチャーペイントソフト『MARI』は映画『アバター』や『マイティーソー』等でも使用されています。
そんな『MARI』の廉価版が発売されたという事で個人的にも気になるニュース。
12月18日までの購入なら25%オフのようです。

『MARI indie』で制限された機能

・プロジェクトファイルは暗号化され、Steamのアカウントに関連付けられます。
 (恐らく、フル機能版『MARI』では扱えない保存形式になるものと思われます)
・Pythonスクリプトとカスタムシェーダーが無効。
・出力はPSD、PNG、TGA、JPGに制限。
 (OpenEXR、HDR、TIFのエクスポート機能は削除されているようです)
・エクスポートされるテクスチャーの解像度は4Kで1チャンネル8ビットの画像となる。
・シーンは2UDIMパッチ、3つのオブジェクトに制限。
 UDIMとはUV座標の区画。その単位を示していると思われます。
 Mayaで言う所のUV座標のU0~1、V0~1のエリアで1UDIM。
 2UDIMという事はもう一区画分(U1~2、V0~1)分という事でしょうか。
 (間違いがあればタレコミBOX又はコメント欄でご指摘をお願い致します)

オブジェクト数が制限されているのは地味に痛いかも…。

『MARI indie』の購入・詳細はこちらから

『MARI』の日本語チュートリアル

CGソフトの販売代理店『インディゾーン』にて、
フル機能版『MARI』の日本語チュートリアルが一部でありますが、公開されています。
但し、廉価版の『MARI indie』とはインターフェイスが異なる可能性と
この日本語チュートリアルは『MARI1.3』の物(最新版のMARIは2.6)である事に注意が必要です。
しかし、数少ない『MARI』の日本語チュートリアルとして参考になるかもしれません。

3DCGソフト『MODO indie』紹介ムービー

3DCGソフト『MODO』は映画『アバター』で使用された経歴があります。
『MODO』リリース当初はモデリングソフトという印象がありました。
しかし、最近ではアニメーション作業も可能になっているようです。

『MODO indie』で制限された機能

・プロジェクトファイルは暗号化され、Steamのアカウントに関連付けられます。
 また、データを他のユーザーと共有する事が出来ません。
 (恐らく、フル機能版『MODO』では扱えない保存形式になるものと思われます)
・オブジェクトは100K(10万)ポリゴンに制限。エクスポートはobj、FBXのみ。
・ベイク、レンダリング解像度が4Kに制限。
・一部の利用出来ないコマンド。
・Pythonエディタ、サードパーティー製のスクリプト、プラグインが利用出来ない。
・全てのデータ形式でインポート可能。但し、シーンの保存形式は.lxfという形式のみ。
・出力画像フォーマットはPNG、JPG、TIFF、OpenEXRに制限。

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お得な『MARI indie』と『MODO indie』とのセット版も

だー!悩ましい!

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