動画レタッチ。Autodesk Flameを使って、女優さんの肌を修正していくチュートリアル動画

2019年4月7日

Photoshopなどを使った顔のレタッチはPhotoshopをある程度触った方なら可能かと思います。
しかし、動画に対してのレタッチとなると、1秒間に30枚をレタッチする必要がある為、一気にレベルが上がる訳です。AfterEffectsを駆使すれば、動画のレタッチは可能ですが、Autodeskのコンポジットソフト『Flame』はいとも簡単に動画にレタッチを行う事が出来るようです。
今回はそのAutodesk Flameで女優さんのお肌をより滑らかにしていく動画をご紹介。


動画レタッチ対象は、Autodesk Flameの公式Youtubeのチュートリアルとして用意された女優さんの映像。実際にCMで使われた映像ではないかもしれませんが、レタッチ工程はほぼ一緒かと思います。

Autodesk Flameの作業画面です。CG加工をしていない生の映像はこんな感じ。個人的には既に十分肌が綺麗なように思いますがCM的にはNGなのかもしれません。この映像をどうやってレタッチしていくのでしょうか。

まず面積の大きい頬っぺたをレタッチしていきます。Autodesk Flame上でマスクのパスを描きます。後で調整やマスクの追加を行うので、わりとざっくりでいいんです。
上の動画はAutodesk Flame 2015を使用した物です。

こちらは最新のAutodesk Flame 2019を使用した、動画レタッチです。顔のほくろなどを消しています。
Beauty Retouch with A2Beauty – Part 1 – Flame 2019

こちらは実例

とあるアーティストがデモリールとして動画サイトにアップされていた実例です。肌をきれいにするのはもちろん、撮影後に照明を加えたり、髪の毛を滑らかに見せたりと、結構手の込んだ事をしています。
CM、PV等の映像に使われる技法。カラーグレーディングとレタッチを映像に施していくメイキング映像

みなさんの反応

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