髪の毛の次世代リアルタイム・ヘアレンダリング技術。EAが紹介
Electronic ArtsとDICEが自社のゲームエンジン『Frostbite Engine』に実装された、新しいヘアレンダリング技術をムービーで紹介。
髪の毛の揺れ方や質感もなかなかリアルで、リアルタイム技術もここまで来たかと思ってしまう技術ムービーになっています。
EAが次世代の髪の毛レンダリング技術を紹介
Frostbite Hair Montage
激しい動きでも、髪の毛の動きは問題なくシミュレーション出来ていますね。
動きだけでなく、質感もなかなかリアルですねぇ…。
Hair Montage: Melanin
メラニン量による、髪の毛の 色の変化もリアルタイムで再現しています。
Hair Montage: RGB
髪の毛の色指定も出来るようです。
Hair Montage: Volume Preservation
髪の毛のボリュームを維持したままシミュレーションする事も出来るようです。
いや~凄いですね。まさか髪の毛がリアルタイムになるとは。もっと髪の毛を細く、密度を高くしていければ更にリアルになるかもしれません。今、一般的なゲームでは板ポリによる髪の毛の表現がかなりいい感じになっていますが、それを超えるのも時間の問題かもしれませんね。
最近のリアルタイムグラフィックの進化は凄いですね。
今まで処理が重いとされていたレイトレーシングもリアルタイムで行えるようになりました。
髪の毛の処理もレンダリングが重い処理ではありますが、EAが見事やってのけました。
将来的には一体どんな重いグラフィックがリアルタイムで表示されるようになるんでしょうねぇ。
プリレンダーの髪の毛を作る方法
こちらはリアルタイムではない、プリレンダー用の髪の毛を作る方法です。
CGソフトはMayaのXGenを使用しています。
このXGenは昨今のCG作品において、髪の毛でなく、産毛にも使用しているケースを結構見かけます。Mayaユーザーであれば、一度チェックしておいて損はないかと思います。
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