DeepFaceDrawing。線画をAIがリアルに再現する技術
どんな雑な人物画でも、AIがリアルに再現する技術が発表されました。
線画をAIがリアルに再現する技術
DeepFaceDrawing: Deep Generation of Face Images from Sketches
この技術は世界のCGの祭典『SIGGRAPH 2020』で発表されるDeepFaceDrawingという技術。
中国科学院と香港市立大学の研究者チームが開発した技術で、画面の左側に線画を描いていくと、右側にAIが再現したリアルな画像が生成されていきます。
このムービーは5倍速されていますが、それでもかなりのスピードで、AIが再現している事が分かります。
インプットとなる線画には『えぇ…』というレベルのものもありますが、AIが実写化すると『あ、こんな人いそう』と思うレベルまで再現しています。むしろ、AIが生成した画像の似顔絵を描くとこんな線画になるよねーと思ってしまう程。
描いた後も、パラメーターを使い、顔を変更する事が出来ます。
この『DeepFaceDrawing』は一般公開されているものではないようですが、ちょっと触ってみたいですね。
将来、リアル目なキャラクターデザインとかこんな感じで出来ちゃったり、これの3D版が出たりするんですかねぇ。あと、アジア辺りで、これのアニメキャラ版も出てきそうな予感。
AIに関する、こんなサイトもあります
AIが生成した顔写真を表示する事が出来るサイトです。ページを更新するたびに、実在しない人物が表示されます。
なんか実在しないのに、実在してそうって不思議な感覚ですよね。
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