『Project PLATEAU』誰もが自由に使える都市3Dデータ。国土交通省が公開中

『Project PLATEAU』誰もが自由に使える都市3Dデータ。国土交通省が公開中
『Project PLATEAU』誰もが自由に使える都市3Dデータ。国土交通省が公開中

国土交通省が国内の都市3Dモデルデータを公開中。無料で誰もが自由に使う事が出来ます。

『Project PLATEAU』について

PLATEAU Use case Film

この都市データ公開は『Project PLATEAU(プラトー)』と呼ばれ、全国56都市を『3Dデータ整備』するプロジェクトによるもの。

この『Project PLATEAU』で制作されたデータを使って、様々な企業が人流解析、災害リスクの解析等に活用しています。

国内の都市3Dモデルダウンロードページ

現在、東京23区の他、埼玉、千葉、神奈川、大阪、熊本等が公開されていて、他の都市も準備が出来次第公開されるとの事。

実際にダウンロードしてみた

都市3DモデルをダウンロードしてMayaに表示させてみた

実際に都市3Dモデルをダウンロードしてみました。

上記のリンク先から『東京都23区』のリンクをクリックし、次に3次メッシュをクリック。

番号が羅列されたリンク等が表示されています。この番号は範囲番号でどの番号がどのエリアなのかは『東京都23区構築範囲図』で確認出来ます。千代田区は533946なので、その番号をクリック。するとzipダウンロードページに飛びます。

データサイズはZip圧縮状態で1.2GBありました。

Zip圧縮ファイルの中身はこんな感じ

brid…橋脚データ
dem…地面
LOD1…簡易的な建物データ
LOD2…より詳細な建物データ

Mayaに読み込んでみた

千代田区周辺の地面と、新橋駅辺りのデータを読み込んでみました。

建物に寄ってみた

モデルには歪みなど無く、結構綺麗なモデルデータになっていました。

屋上なんかを見ると骨組みまで作成されている様子が分かります。ただ、1ポリゴン1オブジェクトに分かれていた為、CG用にデータを最適化(Mayaで言う所のCombine等)する作業は必要なようです。

Mayaで6キーを押せばテクスチャー表示も可能でした。

将来的には建物内部データの公開

Project PLATEAUでは『LOD1~LOD4』まで規定されていて、LOD4になると建物の内部まで含められます。

これらは徐々に公開されていくとの事。

自由に使えるとの事で活用方法が広がりそうなので、チェックされてみて下さい。

関連リンク

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