Autodeskのコンポジットソフト『Toxik』、マッチムーブソフト『MatchMover』が無料公開されるらしい

2019年5月5日

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アサシンクリードに夢中になっていたら、
昨日ブログ更新するの忘れてしまったでござる…。

海外CGサイト『CG Channel』によると、
Autodesk製品であるToxikとMachMoverが無料でリリースされるとの事です。

小生の翻訳が合っていればですけど…。

情報元

Autodesk to release Toxik and MatchMover for free | CG Channel

Autodeskは、Autodesk アプリ公開サイト『Autodesk Exchange』を通して
無料でMatchMoverとToxikを公開するという意向を発表したとの事。
尚、今の所MatchMoverとToxikは見当たらないので、公開はまだされていないのではと思います。

リリース時期については『1、2週間』という記述があります。
また、サポートは対象外になるとの事。

現在、MatchMoverとToxikは積極的に開発はされておらず、
Mayaと3dsMaxに同梱されています。
上記の製品を使われている場合、あまり関係の無い話かもしれませんが…。

コンポジットソフト『Toxik』とは

『Toxik』内でレンダリングした画像に対して
ライティング調整をしているチュートリアル動画です。

ReactionToolを使用したライティング設定

有名なコンポジットソフトではAfterEffects、Nuke等があります。
ひとえにコンポジットソフトと言っても、
AfterEffectsはレイヤーベースのコンポジットソフト、
Nukeはノードベースのコンポジットソフトとタイプがあります。
違いについて説明すると長文になるので割愛…。気になる方は下記の関連リンクからどうぞ。
ToxikはNukeのようなノードベースのコンポジットソフトとなります。
Nuke持ってないけど、Nukeっぽくコンポジットしたいぜ!という方にはピッタリなコンポジットソフト。

国内で業務で使用しているというのは、少なくとも小生は聞いた事はありません。
過去に試しに触ってみましたが、よく落ちましたし…。

マッチムーブソフト『MachMover』とは

実際に使用している動画です。

03. カメラトラッキングツール MatchMove について

マッチムーブとは実写の映像からカメラの挙動を計算し、
その挙動を3DCGソフトに読み込む事が出来る技術の事。
有名なソフトではBoujou、SynthEyes等があります。
どちらも高価なソフトなので、マッチムーブしたいという方には朗報かもしれません。

関連リンク

AEユーザーのためのNuke的思考 [CG WORLD.jp]

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