CGキャラ作成の参考に『Mayaで作るセルルックキャラクター』AREA JAPANが動画公開

2020年5月11日

AREA JAPAN の 『Mayaで作るセルルックキャラクター』動画公開
AREA JAPAN の 『Mayaで作るセルルックキャラクター』動画公開

いやー、このCGキャラクターのサムネイルを見ただけでも、直感で作り方を知りたい!と思ってしまう位魅力的ですよね。

Autodesk公式のコミュニティーサイトAREA JAPANでは数々のチュートリアル等が掲載されています。

その中で、2019年夏から公開されている、エスエフ・グラフィックス株式会社 CGデザイナーの林氏によるCGソフトMayaでセルルックキャラクターを作成する際のチュートリアルがあります。

先日その制作工程のダイジェスト動画が公開されました。

CGキャラモデリング。側面テンプレートをガイドとした頭部立体化手順

こちらのAREA JAPAN記事でCGキャラの頭部立体化の工程の詳細が掲載されています。

そこはかとなくアウトローなモデリング方法でセルルックの美女を作ってみた
第2回:側面テンプレートをガイドとした頭部立体化手順

Mayaで作るセルルックキャラクター 第2回:側面テンプレートをガイドとした頭部立体化手順

Mayaで作るセルルックキャラクター 第2回:側面テンプレートをガイドとした頭部立体化手順

こちらの工程では、セルルックCGキャラクターを作成する際の注意点として、側面用のテンプレートとカメラの置き方についてのコツが触れられています。

デフォルメキャラ等をCGで作成する際、 サイドビューは真横のカメラから見ながら形を調整しがちですが、あえて少し角度を付けたカメラを用意する方法を取っています。

その方法で作成された顔は、色んなアングルから見てもセルルック感を保った形状になっていました。

CGキャラモデリング。2次元キャラクターの「目」を魅力的に表現する為のアプローチ法 前編

こちらのAREA JAPAN記事でCGキャラの頭部立体化の工程の詳細が掲載されています。

そこはかとなくアウトローなモデリング方法でセルルックの美女を作ってみた
第3回:2次元キャラクターの「目」を魅力的に表現する為のアプローチ法 前編

Mayaで作るセルルックキャラクター 第3回:2次元キャラクターの「目」を魅力的に表現する為のアプローチ法 前編

Mayaで作るセルルックキャラクター 第3回:2次元キャラクターの「目」を魅力的に表現する為のアプローチ法 前編

こちらはセルルックのCGキャラを作るにあたって、眼球をどういうアプローチで作るかを紹介している内容です。

このチュートリアルではこの3種類の眼球表現のアプローチを紹介しています。

  • 眼球メッシュによる正攻法
    真面目に球体の眼球を埋め込む方法。
  • UVスクロール
    緩やかな曲面の眼球を用意し、UVスクロールによって、眼球の向きをコントロールする方法。
  • 黒目浮遊法
    白目は作らず、黒目部分を浮遊させるように作る方法。

それぞれのメリット、デメリットも紹介されており、セルルックのキャラクターには黒目浮遊法が一番ベストという事が分かる内容になっています。

勉強になります…。

第6回まで続く予定

このセルルックCGキャラクターのチュートリアルは第6回まで予定されています。

第1回 導入~正面テンプレートからベースの板モデルの作成
第2回 側面テンプレートをガイドとした頭部立体化手順
第3回 魅力的な眼のモデリング
第4回 鼻+口のモデリング 
第5回 顔全体のブラッシュアップ、裏技小技集
第6回 各種シェーダーを用いた表現の模索、Unityへの実装

今後の公開を楽しみにしつつ、AREA JAPANをチェックしておきましょう。

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