SpeedTree 8.2 – よりリアルな植物へ。フォトスキャンで作成した植物のパーツも取り込み可能に

2019年4月3日

植栽作成CGソフトの最新バージョンである SpeedTree 8.2 がリリースされました。

CGソフト SpeedTree とは

SpeedTreeとは植栽作成専門のCGモデリングソフトの事です。
SpeedTreeのようなソフトを使わず木を作る場合、枝や葉っぱの配置作業だけでも大変な作業になります。
例え、手作業で作れたとしても、『木』らしく見えるかというと、なかなかそうはいかないです。
また、更に数パターンの木を作れとなったら、目も当てられません。

SpeedTreeはそこまで大変な思いをせずに、植物を生成する事が出来ます。

SpeedTree での木のモデリング例

SpeedTree Cinema 8: Time-Lapse Modeling

SpeedTree Cinema 8: Time-Lapse Modeling

そしてSpeedTree8.2で追加された機能紹介

SpeedTree 8.2: Photogrammetry

SpeedTree 8.2: Photogrammetry

実在する木の特徴的な部分をの3Dモデル取り込みSpeedTree内で違和感なくブレンドしている様子が分かるかと思います。

SpeedTreeには、映画向けの『SpeedTree CINEMA』、ゲーム向けの『SpeedTree Games』等のラインアップがあります。
この機能はどちらのラインナップにも入っているそうです。

  • この木の特徴的なパーツだけ取り込みたい。
  • CMで撮影で使われた木の幹を取り込んで他はCGで生成した木にしたい。

という場合に活用出来るかなと思います。

『SpeedTree Games』はインディーライセンス版も登場

2019年1月23日にリリースされる予定の『SpeedTree Games』のインディーライセンス。

インディー版は999ドル/年の価格で販売され、年間収益が1,000,000ドル以下であれば使用する事が可能になります。

インディーライセンスでもフォトスキャンの植物パーツの取り込み機能は含まれるとの事。

関連リンク

他に植栽を作るこんなツールもあります

任意の形の木が簡単且つ自動でモデリング出来るMayaの便利ツール『Easy Treez V1.0』しかも、早い!簡単!安い!の三拍子

ZBrushで木を作る無料プラグイン『ZTree』

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