筋肉、皮膚の動きをシミュレーションするMaya用プラグイン『Ziva VFX 1.4』がリリース

2019年4月7日

筋肉、皮膚の動きをシミュレーションするMaya用プラグイン『Ziva VFX 1.4』がリリースされました。

Ziva VFXとは

Ziva VFXとは柔らかい物をシミュレーションする為の、Maya用のプラグインです。筋肉や皮膚のシミュレーションに使用される事が多いようです。

ソニーピクチャーズイメージワークスやスキャンラインのようなVFX業界の主要な顧客の洞察力によって、筋肉の動き、組織の緊張、重い風等の自然な要素といった、現実に近い物理シミュレーションが可能になったそうです。

その信頼性はRhythm&Huesの創設者John Hughes氏が、「Zivaのキャラクタツールは本当に効果があります」と述べている程です。

Maya対応バージョンMaya2014~Maya2018
対応OSWindows、Linux
販売価格スタジオ $1,800/年インディー $50/月

Ziva VFXのデモムービー

Ziva Lion Breakdown

Magnetic Jellyfish Test Results

柔らかくて、磁石のようにくっつくもの。

Windy Anemone Test Results

風邪になびくようなもの。

Automatic Muscle Growth Test Results

筋肉の収縮をシミュレーションしたもの。

Varying Material Properties | ZIVA VFX Tutorial

こちらは同一オブジェクト内で、型さを指定している動画。白く塗った箇所が柔らかく変形しやすくなり、黒く塗った箇所が硬くなっている事が分かります。

Mr. Ink Martial Arts

チュートリアルデータとして無料配布されている、Mr.Inkでのテスト動画。
パンチを繰り出すたびに二の腕がブルンブルンいっています。


機能的にはMaya標準機能のMaya MuscleとnClothが合体したような感じでなんですかね。
価格は結構なものですが、大手VFXプロダクションの使用実績もあるので、Maya MuscleやnClothでは表現しきれない物がある方はチェックされてみては如何でしょうか。

Ziva VFXは60日の無料体験も!

Ziva VFXには60日の無料体験版も用意されています。Ziva VFXの体験版や詳細はこちら
https://zivadynamics.com/ziva-vfx

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