いい感じの巫女の衣装データと3dsMax用の漫画シェーダーが販売中。ZBrush、Marvelous Designerのデータも同梱

2019年4月7日

衣装作成ソフト『Marvelous Designer』形式の巫女の衣装と3dsMax用にセットアップされたシェーダーが販売されています。
価格は15ドルです。

巫女の衣装と3dsMax用の漫画シェーダーについて

巫女の衣装は見た感じ、シンプルな一般的な巫女の衣装で、素人目線ではありますが、間違っている箇所も特に無いように思います。
また、巫女の衣装は外から見える部分だけでなく、襦袢(じゅばん)と言われる和服用の肌着等も同梱。

3dsMax用にセットアップされたシェーダーは漫画のようなトーンの質感を再現されています。

こういった方には嬉しいかも

  • 巫女の衣装の3DCGデータが欲しい!
    よく出来た和装の3DCGデータってなかなか売ってないですから。
  • Marvelous Designerの参考データが欲しい!
    Marvelous Designerを勉強する上で、型紙のデータって結構貴重だと思います。和装なら尚更。
  • 漫画シェーダーが欲しい
    小生は3dsMaxユーザーではないので、漫画シェーダーを作る難易度というのはよくわかりませんが、漫画シェーダーだけでも15ドルの価値がある!という方はチェックしておいてもいいかもしれません。

同梱物

  • 襦袢、白衣といった、巫女の衣装の全てのパーツを同梱
  • 3dsMax用のシーンデータと漫画シェーダー。但し、VRay必須。
  • Marvelous Designerのシーンデータ。T-Poseとポーズあり。
  • ZBrushのシーンデータ。リメッシュ前とリメッシュ後の状態。
  • OBJ形式、FBX形式の巫女の衣装データ。

T-Poseのデータがあると、カスタマイズしやすいのでありがたいですね。

巫女の衣装のレンダリング画像


漫画シェーダーでのレンダリング画像



巫女の衣装のMarvelous Designerのデータ

Marvelous Designerの型紙データが同梱されている為、スソの長さを調整したい、形をアレンジしたいといった事に対応出来ます。

巫女の衣装のZBrushのデータ

同梱されている巫女の衣装のZBrushデータはリメッシュ前とリメッシュ後のデータとの事です。調整出来る範囲はポリゴン数をどれだけ減らせるかという部分に限るかもしれません。

レンダリング画像

襦袢、白衣、全体的な巫女衣装とそれぞれの360度のアングルからのレンダリング画像(ターンテーブル)と、巫女衣装の着方を説明しているような画像も同梱されるようです。

いい感じの巫女の衣装と3dsMax用の漫画シェーダーの詳細

衣装作成CGソフト『Marvelous Designer』とは

『Marvelous Designer』とは、衣装作成専用の3DCGソフトです。
Mayaや、3dsMaxといった一般的な3DCGソフトで衣装を作る場合、衣装の形だけでなく、布の硬さ、シワの出来具合、UV作業といった事を考慮して作る必要があります。
作る人によって、クオリティーや作業時間に大きな差が出る可能性があるわけです。

一方、『Marvelous Designer』は実際の衣装制作のように型紙を作成し、キャラクターにシミュレーションして着させるという方法で制作していきます。
シミュレーションを行う為、衣装の存在感のあるシワをあっという間に作る事が出来ます。ゲームCG『アサシンクリード 』、ゲーム『メタルギアソリッドV』、映画『ホビット』等、クオリティーの高いCG作品に導入されています。

過去に、小生も『Marvelous Designer』で衣装を作っており、簡単な工程をご紹介したので、興味があれば、そちらもご覧ください。
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CGニュース

Posted by taketyu