BlenderのみでCGモデルリングするゼルダ姫
3DCGソフトBlenderとは
オープンソースで開発されているフリーの3DCGソフト。
フリーソフトと言っても侮ることなかれ。モデリング、シミュレーション、レンダリング、トラッキング等、機能的には数十万円するような3DCGソフトにも負けない位の機能を搭載しています。
しかも日本語対応されているのも、うれしい点です。
Blenderで作られたCG作品はこんな感じ
Blenderを使って、このように、Netflix映画だって作られています。
Blenderのみで作るゼルダ姫
Sculpting Princess Zelda from Breath of the Wild 2
スクリーンショット
まず、こちらがBlenderで制作された完成形のゼルダ姫です。
モチーフはゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドのゼルダ姫です。ゲームの雰囲気よりは 剣を振り回しそうな位、強そうな印象ですが、衣装等は再現されています。
こちらからは制作画面。Blenderのスカルプト機能を使ってゼルダ姫をCGモデリングしていきます。
多くの場合、スカルプトする際は、球体等の単純な形状から制作していきます。
眼球が入りました。まだ人間らしさは出ておらず、ロボットのような印象です。
少し人間っぽくなってきました。ただ、まだパーツは足りない為、ピッコロさんのような印象です。
顔を整えたり髪の毛が足され、少し女性っぽい印象になりました。
三つ編みを作る作業です。Blenderの機能を使いあっという間に、三つ編みのパーツが出来上がりました。
まゆ毛、まつ毛が足され、完全の女性の顔になりました。
ここで一旦リトポ作業に入ります。リトポとはハイポリゴンの状態から、ポリゴンを整頓・削減する作業です。
スカルプトソフトでCGモデルを制作する際、最初は形を取る事優先に作業します。その状態だと、極端にハイポリゴンだったり、アニメーションに向いていないポリゴンの形をしている場合がある為、大体の場合はこういったリトポ作業を行います。
ゼルダ姫の胴体のCGモデルの制作に着手しました。
髪の毛の房を加え始めました。他のCGソフトで行うと面倒な作業ですが、Blender等のスカルプトソフトでは 比較的簡単に配置が出来てしまいます。
アクセサリーを追加したり、口を少し開け、表情を追加したりしてCGモデルは完成。
次にテクスチャー作業に入りました。これもBlenderを使って着色しています。
まとめ
このように普通にCGモデルが制作出来てしまいますが、BlenderはオープンソースのCGソフト。無料で使える訳です。
世の中には数十万円する高価な3DCGソフトもありますが、Blenderはそれに負けず劣らずの機能があります。
無料で使えるので、興味のある方はお試し下さい。
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