イラスト画の雰囲気をそのまま3D映像化したCG作品『水没した体育館』
イラスト画の雰囲気をそのまま3D化したCG作品『水没した体育館』が素敵です。
[toc/]イラスト画の雰囲気をそのまま3D化したCG作品『水没した体育館』
『水没した体育館』
Clipstudioで描いた背景画をBlender2.8で3Dにしてみた。#b3dpic.twitter.com/0y4kSPitre
— shirohi (@tauri_34) 2019年1月4日
『水没した体育館』高画質版はこちら
「水没した体育館」Submerged gymnasium
このCG作品を投稿されたのはshirohi(@tauri_34)氏。
Pixivで描かれた背景画を、無料の3DCGソフトBlender2.8を使って、3D化させたCG作品です。
shirohi氏による、メイキング関連のツイートも投稿されています。
メイキング関連のツイート
Blenderでの操作画面。レンダリングはEEVEE。表示がビューポートの時点ですごくきれいで、レンダリングとそんなに変わらない印象。 pic.twitter.com/XwJKuI5yUm
— shirohi (@tauri_34) 2019年1月4日
元となった絵。反射や入射光はカメラの動きに伴って変化してしまうので、絵では描き込んでいない。 pic.twitter.com/1xgsCz5SR1
— shirohi (@tauri_34) 2019年1月4日
Clipstudioでのレイヤー構造(線画はつかってないけど)。Blenderにもっていくうえで重要なのは、レイヤーの順番というより絵的に重なっている部分が動いたときに見えてしまうので、パーツ分けすること。 pic.twitter.com/woKSO3Gooc
— shirohi (@tauri_34) 2019年1月4日
アニメ背景風の3Dの木。Blender2.8のテクスチャペイント機能を使って作った。板ポリを層状にして作っただけの単純な構造なので1/4回転ぐらいしかできないけど、テクスチャを手描きしてるだけあって絵っぽい。#b3dpic.twitter.com/y1kTGKDLkR
— shirohi (@tauri_34) 2018年12月23日
アニメ背景風の3Dの木。Blender2.8のテクスチャペイント機能を使って作った。板ポリを層状にして作っただけの単純な構造なので1/4回転ぐらいしかできないけど、テクスチャを手描きしてるだけあって絵っぽい。#b3dpic.twitter.com/y1kTGKDLkR
— shirohi (@tauri_34) 2018年12月23日
手法はカメラマップという手法
手法としてはアニメ、映画、CM等にも使われる、カメラマップに近い手法かと思います。
ある一点から見た絵や写真を下敷きに3Dモデルを起こし、それに対して絵や写真を貼り付ける手法です。
アニメでは、『君の名は。』や『もののけ姫』等にも使用されています。
呼び方としてはカメラマップ、カメラプロジェクション、プロジェクションマップとも呼ばれます。
カメラマップについて分かりやすい動画
この動画の開始40秒辺りから見て頂くとなんとなく分かるかもしれません。
Episode 2.b
カメラマップの作り方
実際にどうやってカメラマップを作っているのか詳しく解説した記事もあります。
よろしければ、こちらの記事もご覧ください。
Blenderはフリーの3DCGソフト
ブレンダーはフリーの3DCGソフトです。
フリーにも関わらず、高価な3DCGソフトに負けない機能が搭載されている凄い3DCGソフトです。
今回のshirohi氏の作品はBlender2.8が使用されています。
Blender2.8について興味のある方はこちらをご覧ください。
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